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概要
司祭(男性アンサンブル)とクワイヤが、ミサで唱えられる「Confiteor 告白の祈り」からの引用詞を歌う。
解説
- フロローが始めに言う「聖なるマリア」は、英語歌詞ではラテン語「BEATA MARIA」である。
フロローの告白
告白の祈りは,自らの罪を認め赦しを求めて唱える祈り。ミサでは「MEA CULPA」(私の過ち、my fault)の部分で自身の胸を打つ動作をする。【参照: Confiteor Deo(YouTube)】フロローはここで「私は悪くない … あいつのせい」という。司祭たちはフロローを指差す。
わたしたちが唱えることばには、「胸を打つ動作」が伴います。それは、自分が罪を犯したのは、他者の過ちのせいではなく、自分の過ちのせいであることを認めることを表す動作です。実際、恐れや恥ずかしさのために、わたしたちはたびたび他者を指さして非難します。教皇フランシスコ、2018年1月3日一般謁見演説:6.回心の祈り
舞台で歌われるラテン語
CONFITEOR DEO OMNIPOTENTI
BEATAE MARIAE SEMPER VIRGINI
BEATO MICHAELI ARCHANGELO
SANCTIS APOSTOLIS
OMNIBUS SANCTIS
ET TIBI PATER
QUIA PECCAVI NIMIS
COGITATIONE
VERBO ET OPERE
MEA CULPA
MEA CULPA
MEA MAXIMA CULPA
<日本語訳>
告白します、全能の神よ
終生処女なる聖マリアよ
大天使聖ミカエルよ
聖なる使徒たちよ
すべての聖人たちよ
そしてあなたへ、霊父よ
私は多くの罪を犯しました
思いと
言葉と行いによって。
私の過ちです
私の過ちです
私の重大な過ちです。
参考
Confiteor 告白の祈り
(最終更新日:2019年5月14日 記かろん)